菖蒲冠 出演者プロフィール
●桜井真樹子(白拍子・声明)
龍笛を芝祐靖に、天台宗大原流声明を中山玄晋に師事。1997年「もののけ姫」のエボシ御前を見て、白拍子の復元を始める。雅楽の左舞、インドネシア舞踊の「スリンピ」を習得し、全国の中世の舞踊を現地調査し、白拍子の歌謡に振り付けを考案していった。「鬢多々良(びんたたら)」「水猿曲(みずのえんきょく)」「蓬莱山(ほうらいざん)」「廻惚(かいこつ)」など、20年に渡り公演を続ける。また2007年より創作能「マンハッタン翁」「橘の嫗」「岸辺の大臣」などを発表。2019年よりハイパー能「沖縄平家物語」「睡蓮」「投石」を発表する。
●吉松章(謡、舞)
舞台俳優として活動中、リチャード・エマート先生に喜多流の謡と舞を習う。
能楽の謡や舞を現代的に解釈し、舞台化。「パタヤの売春婦」「マッチ売りの少女」等がある。
音楽詩劇研究所公演では、東京、ロシア、アルメニア、カザフスタン、韓国にて、謡と舞を使ったパフォーマンスで参加。
●櫻井元希(指揮者・歌手)
広島大学教育学部第四類音楽文化系コース、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。同大学院古楽科をバロック声楽で修了。声楽を枝川一也、益田遙、河野克典、寺谷千枝子、櫻田亮の各氏に、バロック声楽を野々下由香里氏に、合唱指揮をアレクサンダー・ナジ氏に、指揮を今村能氏に、古楽演奏を花井哲郎氏に、ヴォイストレーニングを小久保よしあき、岩崎ひろき各氏に、特殊発声を徳久ウィリアム氏に、スクリームをmahon氏に、インド古典音楽を寺原太郎氏に、武術を光岡英稔氏に師事。
Salicus Kammerchor、Ensemble Salicus、Chor Eleusisを主宰。フォンス・フローリス古楽院、コエダイr.合唱団講師。東京藝術大学バッハカンタータクラブ2013-2015年度演奏委員長。ヴォーカル・アンサンブル アラミレ、リーダー。Ensemble XENOS、The Cygnus Vocal Octet、ジャパンチェンバークワイア、ヴォーカル・アンサンブル カペラ、古楽アンサンブル コントラポント等に所属。
●佐藤拓(指揮者・歌手)
早稲田大学第一文学部卒業。在学中はグリークラブ学生指揮者を務める。卒業後イタリアに渡りMaria G.Munari女史のもとで声楽を学ぶ。World Youth Choir元日本代表。アンサンブル歌手、合唱指揮者として活動しながら、日本や世界の民謡・民俗歌唱の実践と研究にも取り組んでいる。Vocal ensemble歌謡喜、The Cygnus Vocal Octet 、Salicus Kammerchor、Japan Chamber Choir等のメンバー。東京稲門グリークラブ、日本ラトビア音楽協会合唱団「ガイスマ」、合唱団Baltu等の指揮者。常民一座ビッキンダーズ座長、特殊発声合唱団コエダイr.合唱団トレーナー。
公式ウェブサイト http:s//contakus.com/
●柳嶋耕太(指揮者・歌手)
合唱指揮者。ドイツ・ザール音楽大学指揮科卒業。2015年にドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出され、ベルリン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮。2017年秋完全帰国。以来、vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会をはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務める。オルケストル・アヴァン=ギャルド、プロムジカ使節団などの新進気鋭の古楽オーケストラとも指揮で共演するほか、(株)コーラスカンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。ドイツ・ザール音楽大学指揮科卒業。2015年にドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出され、ベルリン放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮。2017年秋完全帰国。以来、vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会をはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務めるほか、(株)コーラスカンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。ザールブリュッケン室内合唱団、アンサンブル・ヴォカペラ・リンブルク、エマルシオン、サリクス・カンマーコアなどに所属するアンサンブル歌手としても活動を拡げる。
●北川修一(セタール)
2007年〜2018年に渡ってイランに滞在し、タール、セタール、タンブールとイラン古典音楽(ダストガー)、ヤーレサーン儀礼音楽(マカーム=クルド古楽の一種)をディナ・サッファーリー、ヘイダル・カーキー、アリーアクバル・モラーディ、イーラジ ・ダシュティザーデらの各氏に学ぶ。2018年末に帰国し、現在は首都圏を中心に演奏活動を行っている他、執筆活動にも従事、『クルド人を知るための55章』(明石書店)の1章を担当。
●石崎元弥(ポリゴノーラ・スチールパン)
国立音楽大学演奏創作学科卒業。これまでに打楽器を神田佳子、福田隆の各氏に師事。
ルクセンブルクにて開催された現代打楽器アンサンブル作品のコンペティション”International Percussion Competition Luxembourg(Duo部門)”をはじめ、アイルランド伝統音楽最大のコンペティション“Fleadh Cheoil na hÉireann“の予選を1位通過し本国の本選に出場する等、ジャンル問わず様々な演奏活動を行っている。第2回パン・パシフィック現代音楽コンクール第2位及び現代音楽特別賞受賞。